今日は着付け師として書こうかなと思っています。
皆さんは着物を着る機会ありますか?
着物を着てみたいと思いますか?
どんな時に着てみたいですか?
私は、着物にとーっても憧れがあります。
着物に興味をもったきっかけは、お茶をちょっと習っていて、時々、お茶会というものに招待され、着物を着なければいけないということで、自分で着れたらいいなぁ…
ってぐらいで、着付けを習いはじめたのですが、なんと、師範まで取っちゃいました😁
着物を着せることが面白いというか、ワクワクしている自分がいたんです。
それで、着付けのアルバイトを時々するようになったんです。
最近は、成人式などのお手伝いもさせてもらっています。
成人式を迎える若い人達のパワーに負けないように、毎年、帯結びとか考えるのですが、着付けをしている時間は、自分も若くなった気がするぐらい、ワクワクします。
以前は、振袖を購入する方が多くて、その方の体型に合っていたのですが、最近は、レンタルが多くなってきて、その人の体型に合わせて作った訳ではないので、着せるのが難しくなってきているように感じます。
それでも、やっぱり振袖ってステキだなぁって感じます。
人に着せてばかりで、なかなか自分は着る機会がないんですけどね。
毎日着物を着れるぐらいになりたいとも心のどこかで思ったりもします。
とにかく着物に憧れています。
でも、いざ着るとなると、どうしても、面倒なんですよね😅
着るための前準備と、着た後の片付け…
そこを考えちゃって、なかなか着物を着ません。
それじゃぁ、せっかく着れるのにもったいないなぁって…
そんな気がして、子供達の七五三には絶対着よう!
と頑張りましたよ。
まず、自分が着て、動きずらい着物姿で頑張って、子供にも着せました。
やっぱり着物ってステキですね✨
子供達の入学式とかも着ればいいのに、いつも妊娠中とか授乳中とかタイミングが合わなくて…
それで、スーツで毎回出ていたので、最後の子の卒園式、入学式だけは、頑張って着物を着ました。
今度からは、着物で…
ってその時決心したはずなのに、上の子達の卒業式では、また、めげてる自分がいます。
準備がなぁ…
ヘアースタイルもあるしなぁ…
この着物で大丈夫かなぁ…
天気が気になるなー…
汚れたらクリーニング高いしなぁ…
みたいなね😝
師範まで持ってるんだから、着ればいいのにってよく言われますが、自分でもそう思いますが、なかなかどうして…😅
着物を着る上で、着物にもTPOがありますよね。
知識がある人って、うるさく言う人がたまにいるんですよ。
それって、いわゆる着物警察って言うんですかね?
こういう場には、この着物じゃないと駄目!
ここは、こういう結び方じゃないと駄目!
こういう合わせ方じゃないと駄目!
ここはシワがよらないようにしないと駄目!
年齢的にこういう着こなしをしないと駄目!
みたいな…
一応私も勉強したので、その方達が言っている意味はわかります。
でも、色々言われるの嫌なんですよね。
そういう粗探し目線が嫌です。
と言い訳をしていますが、心のどこかで師範なんだからきちんとしないとっていう自分で自分をガチガチにしているのかもしれません。
結局、自信がないんですよね、私。
でも、自由に着てもいいじゃんっていう楽天的な考えも自分の中にあるんです。
今の時代だから特別な物になっているだけで、なんら洋服とかわらないというか、一緒だと思うんですよね。
流行りもあれば、時代と共にマナーも変わっているところがあると思うんです。
着物を今は特別な時しか着ないってなってるだけで、本来なら普段も着ていた訳ですから、動いたら着崩れだってするし、おしゃれに自由に組み合わせた着こなしだっていいはずなんです。
でも、自分で着るというより、着せてもらう人が増えているので、着崩れしないもの…
着崩れするのは技術が悪いっていう雰囲氣になってきています。
着ている人の動き方もあるはずなんですけどね。
なので、着付けのお仕事をするたびにドキドキです。
20歳で初めて着物を着る人が多いので、着物の時の動作ではありません。
ほんの少しだけ、着せたときにこういうふうに動いてねってアドバイスをするのですが、聞いただけでは難しいでしょうしね。
着崩れして、どこをどうすればなおせるかもわからないでしょうし…
着崩れしないようにしっかりと紐を結ぶとその人が苦しくなるし、その辺のバランスが微妙で、私が1番重要視しているところです。
前撮りだけなら、短時間なので、崩れないようにしっかりと結んで着付けしても問題ないのですが、成人式当日となると、一日中着ている子もいるので、ある程度緩く結んでおかないと苦しいし、緩めすぎると崩れちゃうしっていうバランスがとっても大切なんです。
今のところ、着崩れもなく、着心地は好評なようなので、ありがたいです。
話がそれましたが、着物のマナーですが、ある程度のマナーは必要だとは思います。
お呼ばれの時は正装で…
とか、今日は略式でいいですよ…
とか、今日はただのお出かけだから普段着で…
っていうのは必要かなっては思いますけど、そこさえ押さえてれば、何月だから何の着物じゃないと駄目!
って言うのではなく、その人の季節感でいい気がします。
暑い、寒いとか、感じ方は人それぞれだと思うし、体調もあるでしょうしね。
そう言いながらも、着物を着ると目立ってしまうので、色々言う人がいるんですよね😥
そんなの気にせず、私は着れるようになりたいなぁって思っています。
と言いつつ、言われたらどうしようっていう周りの目を気にする自分もいます。
自分らしく着れるのは、いつになることやら😂🤣
着物の格ついても少し書いておきますね。
大まかに格をつけるとすれば、留袖、紋付、訪問着、付け下げ、小紋、紬の順になります。
他細かく言うと色々ありますが…
正装には袋帯、普段着には、名古屋帯になります。
帯以外の帯締めも、帯揚げも草履、バックも細かく言うと色々あります。
そして、簡単に分けると、女性の場合の正装は、既婚者は留袖、未婚だと振袖。
結婚式などのお呼ばれの時は、振袖(未婚の場合のみ)、一つ紋付色無地、訪問着、付け下げ訪問着に異なります。
そして、あまりないのですが、持っていれば、付け下げ小紋も大丈夫です。
付け下げ小紋ではなくても、吉祥柄が沢山描かれていれば、小紋に袋帯でもかまいません。
が、小紋だ!
っていうだけで、駄目だと言う人が周りにいるかもしれないので、その辺が難しいところですよね😰
そして、どんなに値段が高くても、紬はお呼ばれには向いていませんので、お出かけなど、オシャレに着こなしたい時に着られるといいと思います。
できれば、着物は汚れないように、道中着や道行きを着るのがマナーなのでしょうが、着る着ないはその人次第でいいのではないかな?
って、個人的には思います。
羽織も本来なら、正装にははおりません。
小紋とかの格をあげるために紋付の羽織を羽織るもののようです。
といっても、羽織はもともと女性にはなかったので、流行りの着こなしから拡まったようですよ。
一時期は、入学式の子供の母親は、小紋や色無地の着物にみーんな紋付の黒い絵羽織を羽織っていたようです。
夫の小学校の入学式の集合写真を見てびっくり‼️
後ろに写っているお母さん達は、本当にみーんな黒い羽織でしたよ。
私の時は洋服のお母さんたちが多かったです。
マナーが難しそうに感じる着物も洋服と一緒で、時代と共に変わっているのです。
結婚式など、きちんとした場では羽織は脱ぐからってことで、道中だけ汚れないように正装に道行ではなく羽織をはおっている人もいるようです。
そこもうるさくいう人はいますが、私個人的には、道中だけなら自由でいいんじゃないかなって思います。
普通に着られていたのに、いつのまにか、着物は習い事となり、特別な物となりましたが、ある程度の正装がどれかってことさえ押さえていれば、洋服と同じようにオシャレを楽しんで、自由に着こなしていいと私は思います。
入学式とかも、実際は子供が主役ですから、いくらきちんとしなくちゃと言えど、子供より目立つような立派すぎる着物もどうかと思いますしね。
着物の格だけを考えるのではなく、その時、その時に、雰囲気に合わせることも大事になことだと思います。
それにしても、着物ってパッと華やかになりますね。
自分の気持ちもシャキッとなります。
着物は着る漢方とも言われているそうですよ。
仕立て直しをすれば、親から子へ、孫へと長ーく着れるって言う点も、魅力ですよね。
私もいつかは毎日のように着れるようになりたいなぁと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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あくまで個人的な見解ですが、またご縁がありましたら🧚
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